12年目にして、初めて心が熱くなったようだ

IT業界に入って12年。
ほぼ毎日、仕事とプライベートでパソコンを使ってきた。


楽しいとか、凄いとか、良かったなど、ITに対しては多くの感情を抱いてきたが、
一時期はIT業界の仕事が嫌になっていた。


周りのSEと呼ばれるような人達、それも仕事が凄く出来る人達の中にも、
同じようにもう嫌で、業界から離れたいという人をたくさん知っている。
実際に業界から離れて行った人も多い。


ITは活用しても、直接ITに関わる仕事はしたくない。
そう思っていた。


それが、iPhoneiPadを始め、twitterEvernoteセカイカメラAndroidなどを知る程に、
その限りない可能性にとても心が熱くなって来た。


「ビジネスとして」というよりも、「そんな事が出来るのか!」というような凄い事、
「こんなのが実現できたら最高だ」というような、やってて楽しい事が出来る。そんな感覚。


もう嫌と思っている人も含め、元々IT業界にいる人は、こういうワクワクするような事をやりたいと
思っていたのに、それを忘れてしまっている人が多いのではないかと思う。


12年も近くにあって、ビジネスツールとしてのITではなく、初めてITそのものに熱っぽさを感じている。
きっとこの為にIT業界と通信業界に関わってきたのだろうとさえ思える。


モバイル、通信、Webと、環境は既にほぼ整っている。
流れとか、市場とか、大事だけど、どちらかというと今はどうでもいい。
とにかくやってみたい、実現させてみたい、そんな気もち。
いい感じだ。