長岡大花火を見てきました

日帰りで長岡大花火大会に行ってきました。

花火は都内各所の花火やその他地域花火も見ていますが、見せ方も運営も一番良かったと思います。


今日はその中で感じた三点について、書き残しておきます。



1.JTBの手配のよさが素晴らしかった
さすがというべきか、受付から案内の仕方、人員配置の仕方など、よく行き届いてました。
みている限りでも多数の工夫をされていました。
結果的に、電車の中も花火会場も、最後の方まで見ていましたが、見た所ゴミも捨てられておらず、綺麗な状態でした。
単に参加者の行儀がいいだけでは、数百人を問題なく案内できるものではないでしょう。

ちょっと挙げるだけでも、その要素が分かります。

  • 一度の説明で要点は二度言う
  • 事前に説明した要点を、現地でも伝える
  • 少し笑いを取りつつ話に注目させる
  • 資料には地図上には場所と時間を紐付けてメモしている
  • 車両別に添乗員を配置し、色付きの風船を持たせる事で、参加者は「添乗員の顔」「風船の色」「車両番号」で覚えられるようにしている
  • 人の留まる箇所には必ずゴミ袋を用意、回収している


貸切電車、花火も協賛している為か一番いいマス席を確保していたり、大勢に対しての長年の経験値などは、とても強みになりますね。
現地との信頼関係も厚いでしょうし、海外からの旅行客も増えている(確か年間800万人くらいになっていたと思います)ので、今後も頑張って欲しいと思います。


2.長岡大花火
 他の地域でもそうですが、花火に対する市民の思い入れが特に強く感じられました。
数年前の小千谷市の震災復興という点もあるようでしたが、どうも昔からの思い入れがあるようです。

最後に花火師へ感謝の気持ちを込めて、明かりを手に持って全員参加で振る、というシーンがありました。
今まで見てきた花火会場では、終わったら我先に帰る感じでしたが、殆どの人が最後まで残っていて、全員で(ほぼ携帯)振っている時はとても綺麗で、会場全体に一体感がありました。
花火会場であのような一体感は初めてです。


3.商店街は活性化を諦めてるのか?
これは非常に印象的でした。
お店は開いているのかわからなかったり、定休日で休みだったり、会場近くに着く直前まで、でみせすら殆どありませんでした。


長岡の花火は有名なだけあり、遠くから見に来る人が多いです。
花火会場は駅からも歩いていける程の距離にあり、途中は多数の商店があります。


遠くから来た人は早めに着いてしまうので、どこかで休みたいし、元気なおばちゃん達はお土産も欲しがってます。


ところが商店街ではいつも通りといった感じでした。
店の中に休憩出来る所を設けたり、でみせを増やしたり、会場に持っていけるような食べ物を飲み物とセットで出したり、いくらでも出来そうです。


それどころか、商店が多数入っているビル内に休憩出来る所があったのですが、そこに人が何人か涼みながら休んでいたら、何が気に食わないのか、ビルオーナーかどこかの店の人が、お店に用がないならここで休むなと、全員追い出していました。


その少し先に行くと、大きなショッピングモールがあり、そこでは楽しそうな雰囲気になっているのが遠めにでも分かり、でみせも多数出ていて、人だかりになっていました。


モール内に入ると、入り口付近には、花火客用に惣菜セットやビールなど多数揃えられており、飲み物も少し安めに販売していました。
帰りにも一度立ち寄ったのですが、おばちゃん達は果物などを結構買い込んでいました。


こういうのを見ていると、商店街がお客様が持っていかれたという記事をよく見ますが、どうなんだろうなぁと思います。



最後に、花火の打ち上げ中に、Ustreamやtwiiterなど使って、花火師の紹介とか、コメントとか、見ている人とのやりとりなど出来たら面白いんじゃないかなと思いました。
花火師の人も会場からのダイレクトな反応があれば嬉しいだろうし、協賛やスポンサーがいたら画面上に出してもいいし、色々とできそうです。