私的に2010年を振り返る

2010年も残すところ後1日という事で、今日は今年を振り返り、明日は2011年について書こうと思います。
2011年は、私にとって非常に大きな転機となる1年となりました。


特に状況が大きく変わった訳ではなく、私の意識と行動が大きく変わったという年。
2011年以降は、今年1年の成果が目に見えて表面化してくると思います。


以前書いた「iPhoneとの出会いが私の人生を変えた」の通り、
今年1月にiPhoneを手にしたあたりから、私はIT業界で力を注ぐ事を決意しました。


Webやモバイル、SNSクラウドなど、殆どの今が旬のキーワードに該当するであろう事に対する知識は、昨年末はほぼ皆無に等しかった状態でした。
それでも「IT業界で何かしてやろう」と決めたので、そこから情報収集を始め、手探りで多くの事を試してきました。


iPhone入手後、よく分かっていなかったTwitterを使い始め、興味のある人をまず100人フォロー。
最初からフィルタリングされた質の高い情報を得られるようになりました。
(この時点では皆が何を言ってるのかさっぱりでしたが。。)


同時にRSSリーダーも活用し始めて情報量がそれまでの数十倍、
ひょっとしたら極端ではなく100倍以上増えたかもしれません。
それはとにかくiPhoneによるスキマ時間の活用によるものです。


その後、良く分かっていなかったクラウドの世界へと繋がっていく事になった
GoogleAppsEvernoteDropboxを始めとした多くのサービスの活用を開始。
どの端末でも、どのタイミングでも、どこにいても自分のデータにアクセス出来る環境が、
ほんの数ヶ月で当たり前になってしまいました。


iPhoneもだいぶ慣れてきた頃に、今度はiPadが登場。
時代の先を常に呼んでいる人達の間で言われている事を汲み取っていくと、
これは何か変化を起こす端末になるのではないかと思い、予約をして当日ゲット。
ハッキリ言って、予約までしてこういったものを購入したのは初めてでした。


iPadは使えば使う程に、iPhoneと共に大きな可能性を秘めていると感じるようになってきました。
この頃から、急激にクラウド、モバイル、ソーシャルという大きなキーワードが、
今後更に繋がっていくイメージが出来始めてきました。


そしてちょうどカナダに行く予定があり、iPhoneiPadを海外渡航時にどんな世界があるのかを見てみました。
具体的には定額でネットが使えるMifi、そしてSkypeも初めて利用。
海外からiPhoneから日本の携帯に電話したり、twitterFoursquareを試したり、
GPSでナビをしたり、Gmailでメールをしたりしました。
iPadには書籍を取り込んで電子書籍化して、長時間フライト時に読書もしました。


ここで、iPhoneiPadがグローバル端末だという事を再認識し、
既に日本だろうと海外だろうと、技術的にはどこでも仕事が出来る状態が既に
ここまで実現されているのだと分かりました。


日本にいる人と仕事の話やメールをやりとりしていましたが、
私がカナダから帰ってきてから1週間後くらいに、
「日本にはいつ帰ってくるんですか?」と聞かれた事がとても印象に残っています。


そして11月、MacBookAirの購入によりMacデビュー。
これまでのPCという概念とはちょっと違った、iPhoneiPadを生み出している世界の中にあるのだと実感しました。
Windowsは10年以上現役という素晴らしい製品だと思いますが、
Macを使ってみるとあまりの使い易さに驚かされ、Windowsはとても古臭いものに見えてきます。


ふと気づけば、Apple社製品ばかりになってきましたが、別にAppleだからという訳ではなく、
結果的にそうなっただけです。当然、AndroidChromeも外せません。
iPhone(iOS)だろうと、Androidだろうと、最終的にはクラウドにアクセスする為の窓口の一つという位置付けです。


AppleGoogleAmazon、それと忘れてはならないのがFacebook
もうすぐ映画「ソーシャル・ネットワーク」も公開され、マスメディアでもFacebook
登場する機会も一気に増える事でしょう。


今年はタイミングよく、大手企業が社内にモバイル導入してシステム連携するという話が出て、
私がiPhoneを色々と使っていた事から、私が案件を受け持つ事となり、色んな事を知る機会もありました。


他にも多くの出来事がありましたが、個人的に見ると仕事にも関わる事が出来て、
ブログでも毎日こういったサービスについて書いてきたおかげで、だいぶ掴めて来たように思います。


この1年で、少なくとも私の周りの人よりも、こういった事には詳しくなったのではないかと思います。
それでは、明日の記事に続けて書きたいと思います。