徹底的に

皆さんは、自分のやりたい事、やりたく無い事をハッキリ言えるでしょうか?
私は最近少しずつ、気づき始めた所です。


自分がどういう事がしたいのか?を判断するには、普段の自分の感情をつぶさに観察するのが大事。
という事を昨年末あたりから意識し始めて、いろいろと気づく事があります。


その中でも人に関して、twitterやブログなどで見たり、実際に会って話したりする中で、「実際に会ってみたい」とか「もっと話してみたい」とか、思わない場合があるんです。


その違いを考えてみたら、自分にとってその人がしている事に興味があるかどうかという理由が大いにあると気づきました。
広い定義はハッキリしないんですが、
「あぁ、自分はこういう仕事(や生き方)には興味がないのだな」
という事は分かってきました。


本田直之さんの言葉を借りれば、「アンチタグ」というものです。
他の言い方だと「やらない事リスト」。


例えば資産運用などは興味がないので、その範囲の仕事は絶対にやりません。
運用自体の知識は必要でも、仕事にはしない。


それと直接的な教育やコンサルなども私はやりません。
場を作ったり手伝ったりは有りだけど、私の理想とする先生役の条件を考えると、やはり合っていない。
ちなみにその理想とは「相手が成長するのが自分の喜びと感じられる人」「成長するまで見守れる人」「相手の事を考えて怒れる人」「相手第一に考えられる人」などで、私の身近には正に理想像の人いるので、なおさら合ってないと思います。


組織の中で人の下で働くのも、一時的にはいいですが、これも合っていません。
顧客にとって最善だと思う事を、自分の意思で徹底的にやりたい時、色んなしがらみがあったりなどするからです。(他にも色々ありますが)


こんな具合に私が合っていないとハッキリ分かった事については、時間を使わないように気をつけています。
状況が許さない事も多いですが、それでも「やらない事」をハッキリさせていくと、次第に方向性が見えてくる感覚が出てきました。


「やりたい事」は見つかりづらいですが、「やらない事」は一度気づくと見つかり易いです。
消去法的に選択肢を減らしていくと、やりたい事かな?と思った事も、「あ、でもこれは違うな」と気づけるようになります。


なぜなら、「やらない事」は理由が結構ハッキリしているので、応用が利くんです。「あ、でもこれは○○だから合わないな」と。


これを繰り返していると、「あ、これは特にやりたくない理由もないし、試しにやってみようかな?」と思う事が出てきます。
(今、私はこの段階)


後は継続あるのみ!