「東京ライフハック研究会」に参加してきました

昨日は「東京ライフハック研究会」という会に参加してきました。
こういったワークショップ的なものは、かなり久しぶりでした。


勉強会の内容は公式ブログを参照していただくとして、ワークショップでは「自分タグ」を掘り下げるような内容が盛り込まれていました。
それを踏まえて、私個人がやって来ている事や考えを書いてみたいと思います。


【自分タグ】は、昨年見た本田直之さんの書籍、パーソナル・マーケティング で知りました。


簡単に言うと、「私はどんな人物か?」を単語などで表現するものです。
私の一例を挙げるとこんな感じです。

 [システムエンジニア]
 [起業家]
 [IT]
 [iPhone]
 [家族]
 [旅行]
 [卓越]
 [TAKEOFF]
 [Notes/Domino]
 [変化]

自分の特技、興味、実績、趣味など、自分からイメージできる物事を付けていきます。
これによって、周りからは「この人はこんな感じの人なんだ」という事が分かります。


これと共に、本田直之さんの書籍の中では、【アンチタグ】というものも付けようと勧めています。
これはいわゆる「やらない事一覧」ですね。
「私はこれはやりません!」というものです。


経営においても、個人においても、これは非常に重要だとつくづく感じています。
やる事はなかなか決められなくても、やらない事というのは結構ハッキリできたりします。


どちらのタグも周りに伝える為のものでもありますが、
「自分の興味がどこにあるか。何をやらないか。」
を視覚的にする事で、自分自身にとっての行動指針が出来る効果が大きいです。


特に後者のアンチタグ(やらない事)は非常に効果的だと思います。
限られた時間の中で出来る事は限られているので、アンチタグがある事で、情報収集や行動など、時間も意識も効果的に興味のある分野に向ける事が出来ます。


ちなみに私のアンチタグの一例はこんな感じです。

 [マスメディア]
 [政治]
 [社会情勢]
 [株/FX/先物]
 [束縛(コントロール)される働き方]
 [安売り]
 [バラエティー番組]
 [ゲーム]
 [TVのニュース]


一応補足しておくと、興味があってもやらないと決めている事もあります。
全く受け付けないというのではなく、明示的に「これに時間を使わない」「意識は向けない」という指針にしています。


食事中に面白い番組がやっていたらその間は見たりしますし、政治のニュースなども記事のタイトルだけは見ています。
ただ、そういった番組が何曜日にやっているかも何時にやっているかも知らないですし、政治のニュースやブログを自ら読みに行く事もありません。
当然、フィード登録もしていません。


自分の方向性に向いているもの(自分タグ)に意識を向けているという事であり、テレビで言えば、カンブリア宮殿などは予約録画していたりします。


時間は有限。だから可能な限り時間は投資すべき所に投資したいので、その為にもタグというものが活きてきています。


何やら物凄く堅苦しい感じもしますが、目的は
・毎日楽しい人達と関わりながら楽しい仕事をする
・好きな時に家族と一緒にどこへでも行ける
といった生活を実現させる事なので、堅苦しく考えてはいません。


そもそも自分タグは、自分が楽しいと思えるような事でなければ続けられないし、吸収力も半減します。
ただ、何か目標があるのにゲームや漫画ばかりに時間を使っていては、実現は困難だと思います。(漫画家などになるなど直接関わるなら別でしょうが)


少なくとも私は凡人なので、時間をある程度同じ方向に集中的に投下するようにしています。


勉強会では自身で考えたタグを元に話した後、周りの方が会話の中からタグを考えてくれましたが、人によって捉え方が少しずつ違うのが面白いと感じました。
出会う人に1つずつでも付けていってもらうのも面白いかもしれませんね。