パスポート更新での写真撮影

10月に友人がいるカナダへ行く予定なので、パスポートを更新してきました。
(更新と言っても、期限が少し切れていたので再取得)


更新は都庁で行いました。
私は新宿区民なので、事前に必要なものは以下の4つです。

  • 戸籍謄本(抄本)
  • パスポート用写真1枚
  • 期限の切れたパスポート
  • 本人確認書類(免許証)


都外の人が都内で申請する場合は住民票など必要だったりしますが、詳しくはパスポート取得に関するページに記載されてます。


申請するにあたって写真が必要だったので、近くで証明写真を撮ろうと機械を探したのですが見つからず、かわりに写真屋がありました。
パスポート申請所の近くという最高の立地、撮影機という競合もいないという最高の条件も兼ね備えたその写真屋は、次から次へとパスポート用写真撮影のお客さんで賑わっていました。


おそらく年中証明写真だけ撮っているのでしょうが、凄い商売ですよね。
受付ではカラーか白黒かだけ選んで、値段は2枚で高額(1500円くらいだったかな?)でした。


撮影機と違って人が撮ってくれるので、顔が斜めになってるとか、もう少し顎引いてとか微調整してくれるのはいいと思います。写真もパスポート用のサイズにして渡してくれるので楽といえば楽。


印象的だったのは受付の横で、写真をドライヤーで延々と乾かしている人がいた事。
「受付」→「撮影」→「現像」→「乾かす」→「支払い」
というシステム(?)でいい商売になってます。


それにしてもパスポート用の小さな写真だけで、この値段を取れるというのは凄いです。
別に綺麗に撮る必要もなく、デジカメ、いや、今は携帯のカメラ+インクジェットプリンタとかでもいいくらいでしょう。
感覚的には100円、200円くらいの値段にしてほしいくらいです。


それでも成り立つのは、かなり特殊な立地条件があるからです。
通常ではあり得ないビジネスモデルのようですが、実は他でもこういったものって結構あるんですよね。
それが通用しなくなってきてはいるものの、他に選択肢が無ければ選ばざるを得ないというのは探せば意外と多くあります。


そういったビジネスモデルで、且つ満足出来るくらいのサービスを提供できれば最高だと、パスポート申請を待っている間考えてました。
他にも申請受付のシステムや、収入印紙どうにかならんのかとか、こういう仕組みを作ったらいいんじゃないかとか考えながら頭の体操。


次に来るのは10年後、今度はどんな状態になってるのか楽しみです。
完全に忘れてるでしょうけど(笑)