Linux入門中のメモ(2)

前回:Linux入門中のメモ
前回から1ヶ月近く経ちました。短期集中的に使っていたので、やっと慣れてきた感があります。おそらく来週からはあまり触らなくなると思うので、忘れないようにメモしておきたいと思います。


ここでは、以前まで私が感じていた「なんでLinuxWindowsでもいいじゃん。」「使われているのは皆Windowsなんだし、やっぱりWindowsでいいのでは。」という疑問に対しての、自分なりの回答。
きっと私のようなWindowsGUI世代の人も多いと思うので、近い視点にいる状態で書いてます。


こんな事をブログで書くのも、10年以上の経験のあるエンジニアとしてはちょっと恥ずかしいと思いますが、そのまま書きたいと思います。
先に1つ伝えたいのは、多少でもLinuxは知っておいた方がいいという事です。
今ホットなAndroidLinuxがベースで、iOS(iPhone/iPad)もベースがUNIXな訳で、今後もエンジニアとしてやっていくつもりの方は知っておくべきだと思います。ちなみにMacUNIXベースですね。


LinuxUnixは同じコマンドを使えたり、ユーザーファイルが同じだったりしているので、少なくとも私のようなエンジニアにとってはどちらから入ってもいいかもしれません。


それではLinuxに少しだけ慣れてきて、感じてきた事をいくつか。
GUIよりコマンドの方が使い易くなってきた。

Linuxの場合は基本的にコマンドのみでの操作がメインになります。
GUIに慣れきっていたので、最初の頃こそGUIを使っていましたが、そんな私ですら、しばらくしたらコマンドだけで使うようになりました。
使っていて、表示される情報が限られているせいか、視覚から情報を得て処理する負担が少ないのだと思います。
GUIだと非常に多くの情報が表示出来る分、その中から必要な情報だけを判別して操作していくよりも、文字だけで限られた情報のみ表示される表示の方が、その場その場で必要な情報だけに集中出来る感覚があります。


・慣れてしまえばスッキリしているし、動作も軽い。

先ほど書いたようにGUIによる利便性は多くの情報を一覧的に表示されるので、なんとなくても扱える所です。
しかしその分、多くのサービスが起動するのでCPUやメモリを使い、何に利用しているのか分からないようなものもあります。
Linuxなら必要なものだけインストールするように、絞りこめる事が出来るのがいいですね。


・WindowsServer(2008はまだ知りません)よりも扱いやすいと感じてきた。

インストールする機能が細かく出来て、分かってくれば自分でハンドリングし易いので、扱い易くなるというのが分かってきた。
最初は「機能は全部入りがいいでしょ!」と思って全部インストールしましたが、必要だと思う機能だけインストールするようになりました。
ただ、まだまだどこが「必要最低限」なのかは理解が浅いのですが、これは使っていればその内分かる事だと思います。


・コマンドに慣れてくるとGUIよりも楽。

コマンドを知ってると、かなり便利で素早い作業が出来るようになります。
ショートカットキーとかもそうですが、カーソルを合わせてクリックして、メニューの階層を辿っていくのではなく、直接的に実行したい事が出来るので早いし快適です。
逆に言うとコマンド知らないと何も出来ない。笑 
GUIなら何となくでも「これっぽいな」という操作出来るけど、コマンドはそうもいかなくなるので、コマンド一覧は必須です。


レンタルサーバーとかWebサービスとか、色々と以前よりも深く理解出来るようになった。

cronとかルートの扱いとか、FTPとかアカウントの管理方法とか、色々と腑に落ちてきた。
これまでレンタルサーバーで何かしようとした時に出ていたよく理解出来ていなかった事が、色々と分かるようになった。<< 


この流れを活かしたいので、自宅にLinuxサーバーを立てて色々と試してみます。