Evernoteによって進化した日記

先日からEvernoteが楽しくなっていると書いていましたが、今日もEvernoteです。
どうやらEvernoteの使い始めの頃、良く分からなかった理由の一つは、「Evernoteは多元的にデータを管理出来る」という点にあるからだと感じてきました。


1つのデータ(出来事や物、情報、人物、場所など)が、他の複数のデータと結びつく事で、非常に多くの側面をEvernoteは見せてくれるようになってきました。


例えばその1つが日記です。


ブログは日記(感情やその日の出来事、反省点や課題点、人物名など)のような具体的な内容は書きません。
誰にも見せないクローズな内容だからこそ、自分にとっては重要なものとなります。


これまで非定期ではありますが、日記は付けていました。
但し、完全にローカルな場所であり、他のデータとは隔絶されていましたし、日記とはそういうものだと割りきっていました。


ところが先日『2011-02-08 ブログと日記とEvernote』から、Evernoteで日記を書き始めて、実は日記には非常に多くのデータと結びつく要素が多く含まれていたという事に気付きました。


例えばタグにその日記で登場した「人物名」を付けていけば、その人物に関する出来事が紐付いていき、人脈管理が出来るようになります。
人物名のタグを見てみると、その人に関するお祝いや飲みに行った時の出来事、仕事での出来事が書かれた日記の一覧が表示されます。


そこに、同じ具合に「イベント名」「お店」「社名」なども追加していくと、非常に多くの要素と結びついていきます。日記なのでその時に何があったのかも分かるし、場所や社名などから、他の人との思わぬ接点に気づく事もあるかもしれません。


元々、自分だけの為の日記というものは、時系列に並んでいただけの情報でしたが、Evernoteで「タグ」を活用する事で大きく進化したのではないかと思います。


今はタグには上記のようなもの以外にも、「選択した事」や「嬉しかった出来事」などといったタグも作っています。これはこれまで日記を見返して自分の行動パターンを見る時などに苦労していた所です。


どうしても日記は「時系列」で並ぶ性質があるので、日付以外で見ていく事が難しかったのですが、その点も「タグ」によって、よやく解決されそうです。