地震に備えて・・・

ご存知のとおり、大きな地震がありました。
私は東京の日本橋のビルの中にいましたが、地震・天災は本当に怖いと感じました。
今この記事を書いている最中も、余震が何度も続いています。


色々と書きたい所ですが、テレビでも報道されていますし、多くの方がブログなどでも書かれると思いますので、
ここは私なりに、私自身が現場で感じ、ネットを使い、これを準備すべきだと思った事を書いていきたいと思います。


ちなみに私はつい先日、以下の記事の通り対策を取っていたので、そちらもご参考に。
特にバッテリー対策は超重要なので、事前に出来る事は出来れば今直ぐにでも実施してください。
『2011-02-24 iPhoneの地震対策』


地震発生時、長い揺れの中で、「人間はなんて無力なんだろう」と考えながらも、揺れが収まった直後、即座に嫁さんと実家にメールを送信
なぜなら、すぐに混線して繋がりづらくなると思ったので、その前に安否を伝えておきたかったからです。
このメールは相手にすぐ届いていたようですが、返信する時にはもう混線していたようです。


非常口を確認後、建物の中にいた方が良さそうだと分かり待機。
電話は繋がらない事を確認し、この後は制限掛けられるのも分かっていたのでネットを使い始める。
この時点で分かった状態は以下。
・通話 → ×
・携帯メール → △(殆ど×。1時間以上遅れで届いたりした。)
・ネット → ○
 行政関連のサイト → ×
 Google検索 → ◎
 Twitter → ◎


やはりというか、GoogleTwitterは凄い。
これだけ集中していてもいつものように使えるというのが、とても心強い。
すぐにTwitter震源地と震度を確認してツイート。
それと共に、バッテリー対策として「Wifiをオフ」にして、「画面の明るさ」を最低に変更。


ここで始めて「ゆれくるコール」でプッシュ通知。
また大きな余震が発生。
これはこのアプリのせいではなく、おそらく情報元の問題。
残念ながら、現時点では役に立ちませんでした。


余震の合間に、Twitterで周りから返信が来たり、何人かツイートしているのを見て安否確認。
交通網も麻痺しているのもTwitterで確認。
併せて「radiko」でも状況把握。
Twitterは速報性と現地の生情報が強いですが断片的。
ラジオやテレビは総括的に、且つソースがしっかりしているので把握し易い。


しばらくして電話しようとするも、つながらず。
ここでSkype経由で電話したら、掛け先が固定電話なので、相手先側が繋がらず。
母の携帯へもSkypeで掛けたが、登録番号以外は着信拒否・・・。なんてこった。。


ここで1つやっておきたいと思った事。
スマートフォンを持っている人には、SkypeもしくはViberを入れてもらっておく事。
緊急時、通話よりもネット経由で話せる方が繋がりやすい。通話は全くダメ。


しばらくビル内で安否確認と現状把握。
私は殆ど全ての情報を、Twitter経由で知りました。
それ以外の行政関係のサイトなどもアクセス出来ず。


館内放送が、「建物内にいるように」から状況が変わったので自宅への移動開始。
ここでやっと親からメールの返信が届く。ここで17時頃。


ここからはマップが大活躍。
GPS機能を使うのでバッテリー消耗するけど、要所要所でチェックしながら徒歩移動。


大通りは全て人混み、大行列。
しかしiPhoneを持っているので裏道使いながら移動。
歩きながらTwitterで情報チェック、たまに電話。


歩いていて強く感じたのは、スマートフォンを持っている人といない人とで大きな差があったという事。
何が起きているのかも良く分かっていなかったり、道も方角も分からなかったり、鉄道運行状況も分からなかったりしてました。


結局、2時間強歩いて電話は一度も繋がらずじまい。
今も繋がらない。


今日はTwitterが無ければ何も知り得なかった。
友人の安否も、周りに伝える事も、状況把握も出来なかった。
そしてiPhoneGoogleも無ければ動きづらかった。


自宅に着くと同時に、そのiPhoneもバッテリー切れ。
帰宅後、すぐにiPhoneiPadも充電できるeneloopの「KBC−L2BS」を購入。


今回痛感したのは、ネットの恩恵もこういった場面ではiPhoneなどのバッテリー切れが怖いんです。
その為にはやはりこれは絶対に必要だと思いました。


関東でも、夜になっても停電している所もあり、ネットも使えないので情報が遮断されている状態のようです。
物理的な避難用リュックなどの準備と共に、こういった時の為に、あらためて準備をしておこうと思います。