Googleスプレッドシートでちょっとした入力規則を設定

正直なところ、素晴らしいスピードで改善が繰り返されているGoogleドキュメントですが、まだOffice製品がないと対応できないシーンはよくあります。


それでも利用する価値は十分過ぎる程あるので、出来る所から順次社内の管理用資料をGoogleドキュメントに移行していく事にしました。


その中でも比較的容易な『交通費管理』をGoogleスプレッドシートにしたので、そこで設定したちょっとした入力規則をご紹介します。


例えばこんな感じの表にします。


この中で「日付」列を日付以外は入力出来ないようにしてみます。
まずは日付列を選択したら、B列の横に表示されている[▼]マークをクリック、その中の「データを確認」を実行します。


表示された設定ウィンドウで、「条件」で"日付"と"有効な日付"を選択して、
「無効なデータも入力を許可するが、警告を表示する」のチェックを外したら[保存]をクリック。


これで、この列では日付以外を入力する事が出来なくなります。


次に「片道」と「往復」から選択出来るような、簡単な設定をしてみます。
先程と同じ要領で[▼]マークをクリックして「データを確認」を実行します。


「条件」で"リストのアイテム"、"リストアイテムを入力"を選択して、右側の欄にカンマ区切りで"片道,往復"と入力します。
チェックボックスも適時選んで[保存]ボタンをクリック。


この設定によって、この列のセルにカーソルを合わせると、セルの右側の[▼]マークから、先程のリストから選べるようになります。


他にも条件付きの規則なども設定可能です。
後は精算処理を組み込む方法が確立出来れば、用途の幅が広がりそうです。