文字入力iPadアプリ「7 notes」が凄すぎる

iPhoneにはATOK Padがある。
それまでの日本語入力がどれだけ無駄な時間を使っていたのかと思わせるくらい、快適に入力出来る。
Bluetoothキーボード対応になった事で、iPhoneの文字入力は完璧といっていいくらいになった。
  関連記事: iPhone ATOK PadをBluetoothキーボードで使う


500円超えるようなアプリはほぼ買わないような私でも、5,000円くらい高く払ってでも、OSに組み込んで欲しいくらい。
これによってiPhone利用者の日本人がどれだけ文字変換の時間から開放されるのだろう?
換算したらとんでもない事になりそう。


と、出だしから話がそれてしまいましたが、意味合いはちょっと違いますが、これと同じくらい興奮してしまった凄いiPadアプリがこの「7 notes」です。


このアプリの機能を簡単に説明すると、「手書き文字」と「入力文字」を併用できるアプリです。
実際に画面を見ていきたいと思います。


最初に表示されるのがこの説明文。
サンプルにもなっていて、ご覧の通り手書きと入力文字が一緒になっています。


入力したい所をタップすると、下に入力する場所が表示されます。
これはiPhoneでもiPadでも同じですね。


このアプリでの入力方法は大きく3種類ありますので、1つずつ見ていきたいと思います。

1.書き流し入力
まずは手書き文字をそのまま入力する方法です。
左側にあるアイコンを選択して下部の入力部で手書きして、右側にある[Enter]をタップします。


手書きイメージのまま、文字が入力されます。

2.交ぜ書き変換入力
2つ目は手書き文字を文字認識してくれる入力方法です。
三本線の川を手書きすると、上部に文字候補が出てきます。


こんな感じの、結構な殴り書きでも判別してくれています。

3.キーボード入力
最後は普通のキーボード入力。
ちなみにBluetoothキーボードにも対応しています。(関連:iPhone/iPad+Bluetoothキーボードが便利)


これまで黒一色でしたが、もちろん文字色も変える事が出来ます。


さて、ここまで入力してきた文字を全て見てみると、手書きと文字が一緒になって表示されているのが分かります。
凄いのは、手書きしたものも1文字として認識している部分です。


最後の手書きの3文字「です。」だけ削除してみると、このようになります。




これまで手書きアプリというのは多くありましたが、このアプリは正直比べものにならない程、素晴らしく良く出来ています。
iPadという製品の特性を最大限活用した、「文字を入力する」という行為が自然体に近づいた感があります。


ちなみに、なぜATOK Padを引き合いにだしたかという理由の一つは、以下の記事をご参照ください。
「10年後の未来もキーボード入力だろうか」浮川夫妻に聞く、7notes開発の狙い


このアプリは引き続き紹介していきたいと思います。