表計算で簡単な入出金管理

これまで10年以上、ネットバンキングを利用しています。
通帳記帳をしないので、その時からずっと入出金情報をExcelで行ってきました。
先日Googleスプレッドシートに移行しましたが、Excelでも構わないと思います。


紙に印字しても記録として残るだけですが、表計算ソフトにデータとして残しておけば、
「いつ」「何に対して」「いくら」「使ったか/収入があったか」
といった状況を把握できます。


これまでも分類分けや期間別で何度かチェックして、無駄な出費を整理してきました。
また、浪費・消費・投資といったものと、収入の増減の関係などの因果関係も見えてきたり、
データ化すると何かと役に立ちます。


基本はとてもシンプルですが、まず以下のような表を作ります。
この列の並びは三菱東京UFJ銀行のネットバンキングのものですが、みずほなど他の口座の場合はそちらに合わせて作成します。(複数口座がある場合は別のシートにします)


次にネットバンキングで入出金記録を表示したら、このように日付含めて全てコピーします。


それをそのまま表に貼り付けます。


金額が"●●円"となっているので「文字」として認識されているので、「数値」データに加工します。
メニューの[編集]-[検索と置換]を実行。(Excelなら置換)


「検索」には"円"、「置換」は何も入力せずに[すべて置換]を実行します。


これで金額の箇所から"円"という文字が削除され、数値データになります。


数値データになっていると、複数選択するだけで右下に合計値が表示されたりします。


後はこのデータを元にグラフを作ったり、個人の収支計画を立ててみたり出来ます。
入出金の記録の参照期間は決まっていると思うので、1ヶ月に1回はコピーしておきましょう。